理事長挨拶

  1. ホーム
  2. 長野県立病院機構について
  3. 理事長挨拶

第3期中期計画に向かって

地方独立行政法人長野県立病院機構

理事長

久保 惠嗣

皆様には日頃から長野県立病院機構(本機構)の運営にご理解、ご支援をいただき感謝申し上げます。
県立5病院(信州医療センター、こころの医療センター駒ヶ根、阿南病院、木曽病院およびこども病院)が2010年(平成22年)4月地方独立行政法人(地方独法)に移行されて10年が過ぎました。また、2014年(平成26年)4月からは信州木曽看護専門学校を開校し、その運営も本機構が担当しております。

本年4月から第3期中期計画の5年間が開始されます。第3期中期計画は、三段跳びに例えますと、ホップ、ステップ、ジャンプのジャンプの時期に相当するのではないかと思います。第1期は、地方独法化に大きく踏み込み、これに伴う運営や経営の変化への対応に要し、第2期は、地方独法化に伴い様々な課題が明らかになり、それらへの対応に要した時期と捉えることができます。病院に相応しい職体制や給与体系の検討が必要ではないかと考えております。これらについては医療技術系職員や事務職員の適正な人員数の検討とともに時間をかけて行っていきたいと思います。

第3期中期計画は各病院等が更に大きく飛躍する(ジャンプ)期間にしたいと希望しています。勿論、各病院等には課題もありますが、これらも解決していきたいと思います。

第3期中期計画における病院等の具体的な取組みは、信州医療センターは診療レベルの充実・強化と総合医の養成、こころの医療センター駒ヶ根は児童・思春期および(成人までの)青年期の精神科医療(特に、発達障害、ゲーム障害、摂食障害など)の展開、阿南病院は地域包括ケアシステムの構築と常勤医の確保、木曽病院は木曽地域唯一の総合病院として機能を維持しつつ必要な見直しの実施および地域包括ケアシステムの構築、こども病院は甲信越北陸地方唯一の小児・周産期専門病院としての診療機能の充実と地域医療支援病院としての機能分担、信州木曽看護専門学校は認知度をあげることおよび教員の確保・養成、本部研修センターは従来の研修・教育機能の強化と看護師の特定行為研修の支援、機構本部は各病院等を十分支援できる体制の強化であります。

超高齢社会の到来に伴う社会保障費の大幅な増加や人口減少に伴う患者数の減少を受け、地域医療構想の策定や地域包括ケアシステムの構築などの医療政策が開始されたことにより、病床の機能や病床数の見直し、在宅重視の医療への転換などが各病院の課題となっています。また、働き方改革に伴う超勤の削減、更には診療報酬改定に伴う病院の運営や経営の見直し、など医療を取り巻く環境は大きく変化しつつあります。これらの課題に対し各病院と機構本部が連携して迅速かつ的確に対応して行く所存であります。

大きく変貌しようとしている医療情勢の中で『地域の明日を医療で支える』という理念を達成すべく、本機構全体が一体となり、独法化の利点を生かしながら、安定的な運営・経営に努め、県民の皆様に安全・安心で質の高い医療サービスを提供して行きます。

関係各位におかれましては、引き続き、長野県立病院機構に対しましてご指導・ご支援をよろしくお願い申し上げます。

(2020年2月記)

スタッフ募集


県立病院