臨床評価指標

長野県立病院機構では、病院を利用される方が病院の診療情報等を容易に入手できるように、臨床評価指標 (クリニカルインディケーター)を作成し、平成24年度からホームページにおいて公開しています。

また、県立病院が担う役割を示すとともに、その充実を図ることを目指し、平成27年度より、医療の質の評価指標(クオリティインディケーター)を公開していきます。

今後も、患者さんにわかりやすい指標の公開を目指します。

 

臨床評価指標(CI)項目

 


➔ 医療の質の評価指標(QI)はこちら

 

外来延患者数

1年間に受診された患者さんの数です。(健康診断、予防接種、訪問医療、デイケアなども含みます)

初診患者数及び再診患者数を合計した延べ人数ですので、1人の患者さんが10回受診した場合、10人と数えます。

 

須坂病院
 

 

外科、呼吸器・感染症内科、循環器内科、血液内科、健康管理センターの診療体制を強化しました。また、新たな午後の専門外来として、ペースメーカー外来、貧血外来を開設しました。

地域別の割合(平成27年度)
こころの医療センター駒ヶ根
 

 

気分障害、うつ・ストレス関連疾患の増により外来患者数が年々増加しています。 一般精神科のほかに、専門外来として、児童精神科外来とアルコール・薬物依存症外来を開設しています。

地域別の割合(平成27年度)

こころの医療センター駒ヶ根は外来患者数と地域別患者数の抽出方法が異なるため、人数に相違があります。

 

阿南病院
 

 

泌尿器科の午後診療、禁煙外来、児童思春期外来、脳卒中外来など、専門性の高い分野もカバーしています。

地域別の割合(平成27年度)

※阿南病院は地域別患者数に公衆衛生分を含みませんので、人数に相違があります。

 

木曽病院
 

 

木曽地域唯一の病院として、いつでも、だれでも安心してかかれる病院を目指し、診療体制の拡充をはかります。

地域別の割合(平成27年度)
こども病院
 

 

平成26年度よりアレルギー専門外来、乳がんに対する放射線治療を開始しました。また、眼科・泌尿器科・耳鼻いんこう科に常勤医師が着任し、外来患者数の増加につながっています。

地域別の割合(平成27年度)

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入院延患者数

当日末在院患者数(24時現在入院している患者さん)及び退院患者数を合計した延べ人数です。

1人の患者さんが10日間入院した場合、10人と数えます。

平均在院日数

1人の患者さんが入院してから退院するまでの期間が平均でどのくらいかを表しています。

病院の機能や患者さんの重症度などにより変動します。

病床利用率

病床(ベッド)の利用状況を示した指標です。数値が100%に近いほど空きベッドが少ない状況であることがわかります。

病院の規模や機能、地域の特性、病床の種類などにより変動します。

疾病統計分類

疾病統計大分類とは、死因や疾病の国際的な統計基準として世界保健機関 (WHO) によって公表された分類であり、 図では疾患別の患者数を表しています。(注:こころの医療センター駒ヶ根は中分類で分類しています。)


須坂病院

入院延患者数・平均在院日数(平成23~27年度)

 

平成26年8月に開設した地域包括ケア病棟は、急性期病院との連携のほか、慢性期対応病院や介護施設及び訪問看護ステーションとの連携を図り地域包括ケアシステムの中核的役割を果たしています。

 

地域別退院患者数(平成27年度)
病床利用率(平成23~27年度)

疾病統計分類(平成24~27年度)※PDF

24年度 25年度 26年度 27年度

 

 

こころの医療センター駒ヶ根

入院延患者数・平均在院日数(平成23~27年度)

 

 

平均在院日数は長野県内精神科病院の平均を大きく下回っています。(平成26年度 当院:69.7日 長野県平均229.7日)患者さんが退院後も地域で安心して暮らしていただけるよう、地域との連携にも力を入れています。

地域別退院患者数(平成27年度)
病床利用率(平成23~27年度)

疾病統計分類(平成24~27年度)※PDF

24年度 25年度 26年度 27年度

 

阿南病院

入院延患者数・平均在院日数(平成23~27年度)

 

 

平成25年に病院を改築し、病室からは、四季折々の天竜川や、南信州の山々の姿を眺められます。

地域別退院患者数(平成27年度)
病床利用率(平成23~27年度)
 

 

 

 

 

 

疾病統計分類(平成24~27年度)※PDF

24年度 25年度 26年度 27年度

 

木曽病院

入院延患者数・平均在院日数(平成23~27年度)

 

平成23年度より病棟を再編して運用しています。(4病棟→3病棟)疾病としては悪性新生物が多く、信州大学との連携強化も図っています。

地域別退院患者数(平成27年度)

※一般病棟退院患者のみ

病床利用率(平成23~27年度)
 

 

 

 

 

 

 

疾病統計分類(平成24~27年度)※PDF

24年度 25年度 26年度 27年度

 

こども病院

入院延患者数・平均在院日数(平成23~27年度)

 

平成24年度に日帰り・一泊入院の開始、平成25年度より泌尿器科、平成26年から眼科など在院日数の短い診療科で入院が開始しました。平成26年度より短期滞在入院を開始しました。これらにより入院延べ患者数が増加し、平均在院日数が短縮しました。

地域別退院患者数(平成27年度)
病床利用率(平成23~27年度)

 

 

 

 

 

疾病統計分類(平成23~26年度)※PDF

24年度 25年度 26年度 27年度

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分娩件数


1年間に出産(出生及び死産)をした母の数です。

 

須坂病院

 

産後うつ病の早期ケア、助産師外来での妊産婦の育児や家族支援等の相談ケア、退院後に、助産師による出産体験の振り返りの取り組み等、妊産婦の心のケアに重点を置き取り組んでいます。

 

木曽病院

 

こども病院と連携し、木曽地域のお産を支えています。里帰り出産にも対応しています。

 

こども病院

 

県内唯一の総合周産期母子医療センターである当院は、ハイリスク妊娠症例を扱っています。近年、出生件数の減少や、近隣医療機関における分娩受け入れ体制の変動が、当院の分娩件数に影響を及ぼしている中で、ハイリスク症例の母体搬送に対応すべく、地域医療機関との連携を図り、受け入れ体制を維持しています。

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ドック・健診

 

1年間に人間ドック(日帰り又は1泊2日)、生活習慣病予防健診を受診した人の数です。生活習慣病の予防やがんの早期発見に努めています。

※生活習慣病予防健診とは全国健康保険協会が、健康保険に加入している事業所の被保険者の健康保持増進を目的に実施している健康診断のことです。

 

須坂病院

 

平成26年度から胃内視鏡検査時に静脈麻酔を使用し、苦痛を軽減する取り組みを行っています。また受診者数に合わせ、診察枠を増やし対応しています。

 

阿南病院

 

異常が発見された場合、即座に必要な検査や投薬を行います。昼食は地元の食材を使ったヘルシーメニューを用意しております。

 

木曽病院

 

リピーターの利用者が多く、オプション検査の脳ドックやがん検診も増加しています。

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救急医療


1年間に受け入れた救急車及びドクターヘリの台数です。ドクターカーとは、様々な医療機器を搭載し、医師・看護師等が同乗し搬送途上へ出動する救急車です。新生児に関しては、こども病院のドクターカーがほぼ一手に搬送を担っています。

 

須坂病院

 

地域の中核病院として、地域の医療需要に応じた初期及び二次医療などの診療機能の充実を図るとともに、地域の救急病院として救急患者の受け入れを行っています。

 

こころの医療センター駒ヶ根

診療時間外及び休日に、緊急で受診した患者さんが、どのように来院されたかを示しています。

精神科医療の公的中核病院として、県内全域から24時間365日、救急患者を受け入れる体制を確保しています。

 

阿南病院

 

屋上ヘリポートを兼ね備え、ドクターヘリによる救急患者の搬送、転送を行っています。

 

木曽病院

 

24時間365日、オンコール体制で対応しています。救急症例への理解を深めるため、月に2回、広域消防職員も交えた早朝勉強会を開催しています。

 

こども病院

 

平成25年度よりコンパクトドクターカーを導入し、主に他医療機関への送り搬送に出動しています。

ドクターカーとコンパクトドクターカーの2台により、緊急搬送に迅速な対応ができる体制が整いました。

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訪問医療


訪問医療とは在宅で療養されている患者さんに対し、定期的に病院から職員が自宅を訪問して医療及び介護サービスを提供することです。医師によるものが訪問診療、看護師によるものが訪問看護、理学療法士が歩行練習等を行う訪問リハビリ、薬剤師が薬の飲み方を指導する訪問薬剤指導、管理栄養士が食事指導を行う訪問栄養指導があります。

 

須坂病院

 

在宅での看取りを含めた地域の在宅医療を担うほか、急性期病院、慢性期対応病院、介護施設及び訪問看護ステーションとの連携により、入院から在宅復帰に向けた地域包括ケアに取り組んでいます。

 

こころの医療センター駒ヶ根

 

上伊那圏域を中心に、下伊那地域まで広範囲にわたって訪問看護を行っています。

 

阿南病院

 

訪問診療には電子カルテ端末を持参し、診療を行っています。また、ニーズの高い訪問リハビリを積極的に行っています。

 

木曽病院

 

当院の訪問看護は24時間体制で木曽郡内の地域医療を支えています。平成27年からは地域巡回リハビリテーションを実施しています。

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へき地巡回診療


医師、看護師、薬剤師等のチームが、定期的に無医地区で診療を行っています。阿南病院は昭和56年度、木曽病院は平成19年度にへき地医療拠点病院の指定を受けています。

 

阿南病院

 

毎週火曜日に、阿南町和合地区の2か所で、携帯用超音波診断装置や、X線撮影装置を活用し診療しています。

 

木曽病院

 

上松町の2地区において月に1回巡回診療を行っています。

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介護老人保健施設利用者


介護保険が適用されるサービスで、在宅への復帰を目指し、機能回復訓練をする施設です。阿南病院と木曽病院に併設されています。

 

阿南病院

在宅での生活を支援するために、リハビリを積極的に行っています。また、レクリエーションや音楽療法、アニマルセラピーといった、楽しく過ごせる工夫をしています。

 

 

木曽病院

在宅生活が少しでも長く継続できるように機能訓練を行い支援すると共に、施設生活を楽しんでいただくため、毎月の余暇活動、季節の行事を企画しています。

 

 

 

 

患者満足度調査結果

 

外来患者満足度(平成27年度)

須坂 駒ヶ根 阿南 木曽 こども

 

入院患者満足度(平成27年度)

須坂 駒ヶ根 阿南 木曽 こども

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医療の質の評価指標(QI)項目

 

医療の質の評価指標(QI)項目

 

 

 

※平成28年度のデータを公開しています。

紹介率

初診患者数のうち、他の医療機関から当機構病院への紹介状を持参して受診した患者数の割合を示します。

他の医療機関から紹介状をお持ちにならずに受診された場合には「特別初診料」を初診料に加えて患者様に負担していただきます。これは、地域医療連携を推進するために、国(厚生労働省)から出された指針です。

阿南病院、木曽病院など、地域に他の医療機関が少なく、当機構病院が地域住民の健康管理を直接担っている場合には、紹介率が低くなります。

 

算出法

分子:紹介初診患者数+初診救急患者数

分母:初診患者数

 

 

信州医療センター


 

こころの医療センター駒ヶ根


 

阿南病院


 

木曽病院

 

こども病院


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逆紹介率

診療が継続している患者さんを他の医療機関(かかりつけ医)に紹介することを逆紹介といいます。かかりつけ医からの紹介により、当機構病院で専門的な検査や高度な医療設備での治療などを行った後、病状が安定した場合は、紹介元のかかりつけ医へ逆紹介します。

紹介率と同様、もともと地域医療機関が少ない阿南病院、木曽病院は、当機構病院がかかりつけ医としての役割を担っているため逆紹介率が低くなります。

 

算出法

分子:逆紹介患者数

分母:初診患者数

 

信州医療センター

 

こころの医療センター駒ヶ根

 

阿南病院


 

木曽病院

 

こども病院

 


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褥瘡(じょくそう)推定発生率

褥瘡とは、寝たきりなどによって、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤い色味をおびたり、ただれたり、傷ができてしまうことです。一般的に「床ずれ」ともいわれています。自分で体位変換ができず長期間寝たきりで、栄養状態が悪い、皮膚が弱くなっている人が、圧迫だけでなく摩擦やずれなどの刺激が繰り返されている場合は褥瘡になりやすいといえます。

患者さんのQOL(生活の質)の低下をきたし、結果的に在院日数の長期化や医療費の増大にもつながるため、褥瘡予防対策は患者さんに提供されるべき医療の重要な項目のひとつとなります。褥瘡の発生は患者さんの全身状態の良し悪しと密接な関係があり、患者さんの状態を把握し、予防対策を講じていく必要があり、その発生率は全身管理や局所ケアなど看護ケアの質を表す重要な指標です。

 

算出法

分子:入院時に褥瘡なく調査日に褥瘡を保有する患者数+入院時に褥瘡あり他部位に新規褥瘡発生の患者数

分母:調査日の施在院数(人)

 

 

信州医療センター


 

こころの医療センター駒ヶ根


 

阿南病院


 

木曽病院


 

こども病院


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転倒・転落レベル2以上発生率

転倒転落により、骨折などが発生した場合、患者さんのQOL(生活の質)の低下をきたし、結果的に在院日数の長期化や医療費の増大にもつながります。歩行困難な方や認知症の方、高齢者の多い病院など、病院機能によって発生比率も違います。また、職員が予防に全力を尽くしても、危険因子(転倒転落を引き起こす原因)を多く持つ患者さんにおいては、予防が困難な場合があります。
しかし、転倒・転落の既往・ADL(日常生活動作)のチェック、定期的な物品・設備の点検と整備、転倒に関する危険因子のチェックなど、転倒防止策を講じることにより、危険を回避する対応が求められます。

レベル2以上とは、検査や処置などが必要になった場合を意味します。(表1)

 

算出法

分子:医療事故・ヒヤリハットレポートの入院患者転倒転落数【レベル2以上】

分母:入院延べ日数      ※単位:‰(パーミル)

表1 医療事故・ヒヤリハット影響度分類

 

信州医療センター


 

こころの医療センター駒ケ根


 

阿南病院


 

木曽病院


 

こども病院

 


各病院が公表している指標

各病院のホームページへつながります。

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