準備室だより

9期生 食事介助の演習

10月20日に授業で食事介助の演習を行いました。

各自でプリンやゼリーを持ってきて、グループごとに分かれて介助を行いました。患者役の人は、ベッドに横になった状態で食べさせてもらいました。

まず始めに、患者さんが嚥下しやすいように体位を整えました。頭側や足側をギャッチアップしたり、大小様々なクッションを使って行いました。基本的な姿勢は大切ですが、嚥下しやすい体位は人それぞれであり、角度を変化させるなど、工夫をすることも大切だと学びました。

次に、患者さんにスプーンで食事を運びました。食事をこぼさないよう気を付けながら、正面から口に入れることを意識したり、歯に当たらないように注意しながら運ぶことなど、注意することがたくさんあり大変でした。多くのことに気をかけて介助を行うことが大切だと感じました。

入院されている患者さんは、食事を毎日楽しみにされている方も多いので、安全に食事をしていただくためにも、演習の中で出た課題を改善し、これからの実習に活かしていきたいと思いました。

P.N.広報1年