準備室だより

8期生 吸引・酸素吸入の演習

2月15日に吸引・吸入の演習を行いました。

吸引とは吸引カテーテルを使って痰を吸い出して排出させる援助です。

また、酸素吸入とは、マスクやカニューラを使って濃度の高い酸素を吸えるようにする援助です。

吸引では吸引シミュレータを使用し、練習を行いました。

吸引カテーテルを気道の走行に沿って放物線を描くように挿れます。これは気道の粘膜を傷つけないようにするためです。

実際に行ってみて、吸引カテーテルが引っかかるところがあり難しかったです。

吸入では、マスクやカニューラという鼻から酸素を送る器具を使用して行いました。酸素ボンベの栓を開ける際に手順を間違えてしまうと、事故につながるため、気を付けなければいけないと感じました。手順を間違えないためにも、正確に覚えたいと思いました。

実際にマスクやカニューラを付けた学生は、「つけていると息がしづらく、少し不快感がある」と言っていました。

患者さんの気持ちを体験することができたので、少しでも苦痛のない援助ができるように、今回の経験を生かしていきたいです。

 

P.N:1年広報