準備室だより

第3回宣誓式 ~看護への道 決意新たに~

5月24日宣誓式が行なわれ、2年生26名が看護の道を志す決意を新たにしました。

 全校で校歌斉唱

会場の灯りが落とされ、学生一人ずつキャンドルを手にし、ナイチンゲール像から灯火を受け取り

「ナイチンゲール誓詞」を朗読、キャンドルサービスを行ないました。

 

2年生のご家族、臨地実習施設の看護部長らが見守る中、厳かで幻想的な雰囲気に包まれました。

     

<お祝いの言葉から>

  

市立大町総合病院の看護部長から「地域の方がどのような仕事をし、どんな生活をしているのか、農家の人はどんな農作業をしている時期なのか、今突然入院となった場合、どうして困っているのか何を心配しているのか考えることから、寄り添う看護が始まる」…「私たちのこころには幸福のコップがあり、満たされなければ愛を求め、満たされていれば愛を注ぐことができる・・・愛を注ぎ、愛を注いでもらってください.人は支えあっているのだから」と素敵なメッセージが学生のココロに届けられました。

こころの医療センター駒ヶ根の看護部長からの「どんなに重症に思えても、脈を触れ、感覚的に知ろうとし、患者をよりよく理解することから(看護は)始まる.(患者さんの)発した言葉の意味や背景を考え、どのような場面でも最良の対応を考えること、わからないことをわからないままにしないことが大事」という、出会いから始まる看護にとって、学内での日々の学習に向かう姿勢、臨床での学び続けることの大切さについてのメッセ-ジが学生の背中を押していました。

領域別実習をスタートさせた3年生は、もう1年経ったのかぁと時の流れを感じつつ、「“言葉にすることで決意を新たにすることができる”貴重な機会である、・・・困難を乗り越え、喜びを分かち合う仲間は大切.クラス全員が灯火で描いた光の道はクラスのつながりをあらわしている」と、仲間・絆についてジーンと響く熱いエールを送りました。

(教員HN;七音)