準備室だより

基礎看護学実習Ⅰを終えて

7月25日(月)から8月1日(月)まで、1年生にとって入学して4ヶ月目のはじめての臨床実習がありました。
学校で学んだことが臨床の場でどう展開されているのか?看護援助の実際を見学し、「患者の療養環境」、「看護の役割」について学習しました。

 実習を通して、看護師の行動・行為には一つ一つ根拠があること、患者の入院中から退院後の生活をよりよくするために情報共有し、精神的苦痛を取り除く役割があると学んでいました。

 実習のまとめの発表会では、3つの病院それぞれの病棟で観てきたものがちょっとずつ違ったり、同じ場面を観ても感じたこと学んだことが違うという発見をしました。また、各職種の役割や看護師との連携だけでなく、患者の症状にあわせた様々なチームが活動していること学びました。7つのグループの学びを共有し、多くの気づきや学び、理解が深まったようです。

 看護学生としての基本的な態度についても、看護に勤しむ卵として厳しい目でみられていること、口にしない・言葉にしない人の気持ちを推察する・推し量る大切さなど、日ごろ、教室の中での気遣いや仲間同士で切磋琢磨していく姿勢、積極性が必要だと学んでいました。

 1年生後期に組まれている各専門職からの講義も、各自課題や疑問を持ち、積極的に質問や確認をする姿勢で臨んでくれることでしょう。