準備室だより

今は学年末休業中

学生は学年末休業に入り、学校は静寂の中にあります。
 

3月は終業式までの2週間に1年生2年生合同の授業がいくつかありました。

3月3日には、老年看護学実習Ⅰのレポート発表会があり、2年生が10日間の病院実習での個々の学びを発表しました。今までグループでの発表をしてきたので、個々の学びをレポートにすることは初めてでしたが、3年次の看護研究や領域別実習にむけての下地作りとなったことでしょう。夏の成人看護学実習Ⅰからステップアップしたことで、お互いに励まし、認め合いながら確実に成長している学生たちはとても頼もしい姿に写りました。

3月10日には、キャリア開発基礎講座として、実習でお世話になっている施設6病院の看護師の方々がいらっしゃいました。「病院の特徴と看護職のキャリア支援」を主題に、卒後新人教育プログラム や継続教育プログラム等について説明いただきました。就職して1年目にどんな研修があるのか、夜勤はいつから開始するのかなど、就職活動の参考にしたり、生涯学び続ける看護師の姿を思い描いたりする貴重な時間となりました。

  

3月11日には、社会人基礎講座として、仮想の知事選を想定した模擬投票などをする県と町の選挙管理委員会の出前授業が開かれました(一部新聞で報じられました)。今夏の参院選挙から選挙権が18歳以上に年齢が引き下げられるため、選挙の意義や仕組みなどを学びました。実際に、架空の候補者3名の選挙ポスター、政見放送(動画)をみて、投票、開票を体験しました。学生たちは、医療福祉や教育、雇用など税金の使い方などを判断材料にして1票を投じました。先日行なわれた松本市長選挙の投票率は49.89%で、若い人たちの関心が求められ、期待されていることが伺えます。